齋藤智子さん&まおちゃん
東京都
いつもの散歩は近所の住宅街や緑道、公園
まおちゃんはミニチュアシュナウザー3歳
アジリティや他にもいろいろ楽しむバイタリティ溢れたコ
そして齋藤さんは優良家庭犬普及協会認定のマナーハンドラーテストにも合格されており、まおちゃんは基礎的な躾がなされた犬と認定されております!すごいですね!
普段の散歩では匂い嗅ぎをメインで楽しんでいるそうです
ご自身が思う犬を飼う上でのマナーとはなんでしょうか?
人間社会において地域に嫌われないようにすること
このおさんぽマナーの動物福祉活動で掲げている
・うんちの忘れ物はしない(宝物として持ち帰る)
・おしっこには飼い主がマーキング(水をかけて薄める)
・常に手を繋いであるく(リードをもつ)
・誰かに会ったら呼び戻す(すれ違い時等は自分の側に寄せる)
という最低限のマナー以上の家庭犬としてのマナーを修得している齋藤さん&まおちゃんペア
吠えに関しては散歩中は常に気をつけているそう。
狭い場所のときは対象になる人や犬の間に入ったり、横につけたり、危険な行為をさせないようにまおちゃんを見ながら判断しているそうです。
自分だけが守っていればいいと言いながら、マナーを守らない飼い主を批判したりすることもありますが、齋藤さんのようにきちんと愛犬と向き合う姿勢を周囲に知らせる形にもなるマナーハンドラーテストへの挑戦、そして合格。
こういった意識を持っている飼い主さんもいるのだなぁと齋藤さんとお話をしていると身が引き締まる思いがしました。
同じ犬飼としてはこうやって様々な考え方の飼い主がいることがわかりますが、地域の方たちにとってはそんなことわかりません。
一部のマナー違反の飼い主がいることで、犬が嫌われる要因を作ってしまっている現実。
それを正していくことも犬飼だからできることだと、本協会では考えております。
齋藤さんのような方にこの活動にご賛同いただき、ともに活動していただけてとても嬉しく思っております。
散歩中に残念に思うことありますか?
放置うんちを見ない日はないこと
散歩している時に見かける緑道の土の上、公園の茂みの中、道路の植え込みの中。
さすがに都内ということもあり道路の真ん中に放置うんちがあることはほとんどないようですが、道路にはないのにすぐに発見されないような場所には放置されている・・・ということは、見られないような場所なら放置してもいい、と考えている方もいるのかなと思えてしまいますね。
おしっこを流さない人がいること
スマホを見ながら歩く人がいること
散歩しているとはいえ、目線は犬ではなくてスマホ。
これでは何かあった時に守ってあげられなくなりますよね。
こういう人を見ると、飼い主の責任をとっていないと残念に思ってしまうそうです。
確かにおっしゃる通りですよね。私も散歩中に仕事の電話が入ったり、犬たちの様子をよく動画を撮りながら歩いていたりします。
脚の動きを見るためにスロー動画で撮っていることが多いのですが、そういう姿も地域の方から見たら、スマホ見ながら歩いていると思われるだろうな・・・と、齋藤さんにインタビューをしていて気付かされました。
今後気をつけていきたいと思います。
この活動を通してどんな地域になってほしいですか?
まずは放置うんちがなくなること。
そしておしっこにも水をかけることが当たり前になること。
地域全体から自分たちを見れるようになり、マナーについて全ての飼い主に考えてもらいたい。
常に「自分は」という感覚と「全体から」という両側面から考えてお話をしてくださった齋藤さん。
なかなか両側面から考えることは難しいことですが、この活動を通してたった1人の人の意識を少しずつ変えていけるといいなと思います。
第4回目の「今月のマナわん」はミニチュアシュナウザーのまおちゃんでした。齋藤さん、インタビューのご協力ありがとうございました!
今回もとても素敵なお話を聞くことができました。
動物福祉活動「おさんぽマナーパックウォーク」を都内でもさらに周知していけるよう地道に活動を続けていきましょう!