第53回おさんぽマナーパックウォーク

開催日前日まで、当日の雨や雪予報があったパックウォークですが、なんと朝から晴天！気温は低いはずなのに風もなくとても暖かく感じられる絶好のおさんぽ日和となりました。

青葉の森公園にはたくさんの人と犬がいました。広い公園で、園内を全て回ったのかも定かではなかったのですが、犬8頭人10名で歩いていると声をかけられることも多く、マナーを守りながら楽しく歩いている姿を見てもらうことができて、とても充実したパックウォークとなりました。残念ながら放置うんちは発見してしまいました。

マナーを守って・・・とか示すとガチガチに１列になって歩いたり、犬を隣に歩かせて軍隊のような感じを想像される方もいるかもしれません。（いますか？）
このおさんぽマナーパックウォークでは、犬も人も楽しそうに歩く！ことを一番大切に考えているので、匂い嗅ぎに専念している犬と人のペアもいれば、犬と一緒に人も真剣に走ってるペア、かわいい！の声に釣られ人に駆け寄る犬を見守りながらすれ違うたびに誰かとお話ししているペア、参加している他の方とともにおしゃべりしながら和やかに歩くペア、リハビリのために参加し自分を高めているペアだっています。
いろんなペアが集まり、それぞれ自由に歩いているようでいて、しっかり集団行動をとり、マナーは守る。

すれ違う人には犬を反対側に寄せて挨拶をし、犬が苦手そうだったら先に頭をさげて離れていく。
人がくつろいでいるような場所の近くでマーキングをさせないようにしたり、排泄はしっかり片付ける。
周りの人が犬を怖いと思わないような行動をとって歩く。

こういったほんの少しの気遣いをしながら歩くだけで、周りの目はあたたかいものに変わってきます。

今回の公園内には西洋庭園があり、そこに「行列」というオブジェを発見した飼い主たちは、大人１０人で真剣に世に言う「バカい主」になりきり犬たちを行列させて写真撮影をして遊びました。
もちろんこの時もまわりに人がいないこと。不快な思いをさせてしまわないよう配慮しながら、誰もいない時を見計らい撮影会。

犬も人も多少のストレスの中で生活していますが、撮影会など犬にストレスを与えるだけ！とおっしゃられる方もいらっしゃいます。その通りなのですが、この集団、犬に無理をさせて座らせるのではなく、飼い主が犬たちの一瞬を撮ろうと必死で動きます。同じストレスを与える行為でも、人も犬もどうせなら楽しく！をモットーに短時間で写真撮影。

こんなことをみんなで楽しんで笑っているからこそ、犬たちもリラックスでき、その後の集合写真では稀に見る犬たちみんな顔が見えるショットを撮れたのでは？と思っています。

ゆるーく楽しくマナーを守りながらその輪を広げ、地域の方から嫌われない犬との暮らしができるようになれば、犬がたくさんの人から愛されるようになるはずです。そんな未来を描きながら、一緒に歩いてくれる方を増やしていきたいと思います。少しでもご興味がありましたら、参加してみてくださいね！
犬と暮らしていなくても、犬と触れ合いたいという理由で参加してくださる人も増えてきています。どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。