第67回おさんぽマナーパックウォーク

8/27(日)6:00〜
千葉県市川市小塚山どうめき谷津公園

2021.10月からはじまった動物福祉活動「おさんぽマナーパックウォーク」
もうすぐ2年が経とうとしています。

ここ、ホームのこの小塚山どうめき谷津公園ができた2021.4月(公園が完成し全面オープンしたのは活動と同じ10月)から1人で始めた放置うんち回収。その時から誰か一緒に活動してくれる人はいないかと、協会を手伝ってくれていた仲間に提案するもののいい返事はもらうことができず、1人放置うんちを拾いながら、なんで拾わない人がいるのだろうとモヤモヤしていました。

そんな私を見かねた持田が、一緒にやろう!と参戦。
見かねた・・・といっても結構すぐに賛同してくれたんです。たぶん1ヶ月もかかっていない・・・。笑

犬の飼い主のマナー向上こそが、犬が犬らしく生きる環境を整えることになる!

まずは周知!と無謀にもたった2人でクラウドファンディングを開始!
準備資金も協力いただき、かつ周知をするという賭けにでました。

その決意から半年、クラファンも140人の方に賛同いただき目標金額の120万円を達成し、公園オープンと共に活動開始。

準備段階中に市川市にプレゼンさせていただき、活動を認めてもらえるよう動きつつ、地元の方にご賛同いただけるよう地道に2人でうんち拾い。

活動は認めてもらえて市川市にバックアップしてもらい、活動しやすいようにと千葉県動物愛護推進委員に推薦までしてもらえました。

こうやって書くと順調な活動だって思えるでしょうが・・・

ここからが実際には苦難の道でした。予想していた賛同が得られなかったのです。

動物福祉活動? 殺処分から救うんじゃないの? 保護はしてないんだね。
マナー? 自分は守ってるから。 マナーって人は人、自分は自分だよ。
放置うんちなんて拾ってたら、拾ってくれると思ってよけい拾わなくなるよ。
偽善だね。

こんな声は多数でした。

それでも・・・と会員登録してくれた方がいるところにはパックウォークしに行かなくては!と自腹きって関西に行くものの、開催地に着いたらドタキャン! 挙げ句の果て、帰りの新幹線は悪天候で乗れず、帰宅すらできない。

きっと1人でやっていたら心折れてましたが、持田のおかげでハプニングすら楽しみながら、絶対諦めたくないこの活動にこだわってきました。 
そして、こんな私たちを笑って応援してくれる「そばあな会」の仲間。そばあな会は、この動物福祉活動を資金面で支えるために、自分たちができることを提供して利用してもらえるようなサービスとして当初考えていましたが、いつの間にか、そばあな会=動物福祉活動を支える仲間のような立ち位置になっていました。みんながいなくては今頃継続できてなかったとほんとに思います。

うまくいってるように見える活動も、実際はこんな感じで、どうしたらこの活動が必要なんだってことわかってもらえるのかと、試行錯誤しながら1年半が過ぎていたのです。

時間はかかっていますが、一緒にこの活動を盛り上げようとしてくれるそばあな会の仲間がいて、ボランティアで手伝ってくれるようになり、もうすぐ2年経とうとしている今回のパックウォークで、やっと当初私が思っていた1回のパックウォークで普通20〜50人は集まるよね、の普通の(笑)「20人」が達成できました!

残念なことは、この記念すべきPWに相棒の持田はコロナでお休み。笑

ですが、やっと念願の21人19頭というPWを開催することができました。
ご参加いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました!

みんながみんな、犬のために!って思って参加していなくて大丈夫です。愛犬と楽しむために参加していただき、マナーの大切さを少しずつでも感じていただけたら幸いです。
参加人数が増えれば増えるほど、人目を引きます。そして参加しようと思ってくださる方も増えます。

これからも地道に活動してまいります。

殺処分から命を救う活動もまだまだ必要だと思います。

ですが、救われた命がより幸せに生きる環境作りにもそろそろ目を向けていっても良いのではないでしょうか。

命は救われたけど・・・この人社会で生きていくのが困難だった愛犬のふくる。
人が怖い、男性が怖い、子供がもっと怖い。怖くて吠えたら躾がなっていないと怒られる。子供たちには真似してわんわん言われたり、追いかけられたり、石を投げられることもあった。おじいさんからは杖で叩かれそうになったこともある。
頑張って人を好きになろうと思っても、上手くいかない。
そんな犬だっているんです。飼い主が子犬の社会化を教えてる人だからなんとかなるでしょ? そう思われるかもしれませんが、そんな簡単なものではありません。飼い主以外の人社会が怖いんですから。 
でも。飼い主が地域の方から認めてもらえるような行動をすることで、愛犬が吠えてしまう理由を聞いてもらえます。
同情じゃなく、犬という生き物を理解してもらえるようになります。
愛犬のことを理解してもらえるようになって、その地域の方々のあたたかな眼差しは愛犬の人への恐怖心を変えました。
7歳になって人社会が楽しいものに変わった愛犬は、毎日ルンルンで散歩しています。自分から人に近づいていき、撫でてもらえるようになりました。そんな環境を必要としている犬は、愛犬以外にもいるはずです。

そんな環境をこの動物福祉活動で作っていけたらいいな、と願います。

クラファンの時に使った写真です。

というわけで長くなりましたが、この活動への想いとともに今回の報告とさせていただきます。

今回のパックウォークの様子は以下の写真をタップして動画をご覧ください。


次回は9/16(土)8:00〜
人気開催場所でもある、東京都江戸川区葛西臨海公園となります。ご都合が合う方はぜひご参加くださいませ。

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